Motorola Razr+ (2023) レビュー

Motorola Razr+ は、完全な続編というよりも、同社の折りたたみ式 Razr シリーズを改良したものであるため、適切な名前が付けられています。 Razr+ の価格は 999.99 ドルと、前世代よりもはるかに安く (2020 年の Razr 5G の価格は 1,399 ドルでした)、最も近い競合製品である同様の価格の Samsung Galaxy Z Flip 4 と同等の価格となっています。Razr+ は、外側の 3.6 インチの大きな画面は、ほとんどの場合、携帯電話をひっくり返して開く必要がないほど便利です。 もちろん、美しい 6.9 インチの内蔵ディスプレイは、より複雑な生産性タスクや大画面でビデオを視聴する場合に便利です。 私たちはより強力な IP 評価とより高速なプロセッサを望んでいますが、Razr+ がこれまでで最高の Razr であり、現在購入できる最高級の折りたたみ携帯電話の 1 つであることは間違いありません。 そうは言っても、Galaxy Z Flip 5がもうすぐ登場する可能性が高く、Razr+のような大きな外側スクリーンを搭載すると噂されているので、購入する前に待ったほうがいいかもしれないことは注目に値します。

Razr+ について説明する前に、Motorola は今年後半に単に Motorola Razr として知られる低価格の Razr モデルもリリースする予定であることに注意する必要があります。 6.9インチの大きな内部スクリーン、さまざまな角度をサポートするヒンジ、外部スクリーンのGorilla Glass Victusなど、Razr+と同じ特徴を多く備えています。 ただし、Razr の外部スクリーンは、リフレッシュ レート 60 Hz の 1.5 インチ pOLED スクリーンになります。 Motorolaによれば、この小さな画面はデジタルミニマリスト向けだという。 同社はこのモデルの価格や発売日を発表していないが、Razr+よりも安価になると述べているため、予算内で購入する場合は待つ価値があるかもしれない。

Razr+ の話に戻りますが、ハンドセットのサイズは閉じた状態で 3.48 x 2.91 インチ x 0.59 インチ (HWD) です。 開くと、6.73 x 2.91 x 0.28 インチ (HWD) に拡張されます。 携帯電話の 2 つの半分は接しており、Galaxy Z Flip 4 にあるような目立った隙間はありません。折りたたんだときに携帯電話の中央に名刺を押し込むには、かなりの圧力を加える必要があります。

興味深いことに、Razr+ の重量は選択した色によって異なります。 インフィニット ブラックとグレイシャー ブルーのカラーは、Corning Gorilla Glass Victus ガラス パネルとマット仕上げ (画面以外の部分) を特徴とし、重量は約 6.65 オンスです。 光沢のある Victus ガラスが外部スクリーンを覆っているため、指紋がつきやすいですが、外部ディスプレイが明るいバックライトで照らされると、指紋は消えます。 印象的なビバ マゼンタ バージョンにはビーガン レザーの背面が組み込まれており、重量は 6.51 オンスとわずかに軽くなります。 T-Mobile は Viva Magenta Razr+ を提供する唯一の通信事業者ですが、Motorola のサイトからも入手できます。

Razr+ は IP52 定格を備えており、粉塵から保護され (ただし防塵ではありません)、多少の小雨には耐えられますが、水しぶきや水中では耐えられません。 Flip 4 は水深 1.5 メートルの真水に最長 30 分間浸漬できるため、これは少し残念です (ただし、防塵性能はありません)。 Motorolaによれば、ティアドロップ型ヒンジは新しく、ガラスは前世代の2倍にあたる40万回の折り曲げに耐えるように設計されているという。

電話機の左側には SIM スロットがあり、右側には 2 つの音量調節キーと電源ボタン/指紋センサーの組み合わせがあります。 Razr+ が開いているか閉じているかに関係なく、上のボタンで常に音量が上がり、下のボタンで音量が下がるため、音量ボタンは直感的に操作できます。 すべてのボタンはしっかりとした感触があり、押したときに満足のいくクリック感があります。 指紋センサーは音量キーほど出っ張っていないため、どこを押しているかを感触だけで常に把握できます。 指紋スキャナーは、指の体操をしなくても、開いた構成と閉じた構成の両方でうまく機能することがわかりました。 キーの配置もどちらの向きでも良い感じです。 これらの小さな詳細は、Motorola が電話があらゆる方法でどのように使用されるかを真剣に考えていることを示しています。